<3>ソリューション提供企業へのチェンジ

目次

  • 顧客の「困りごと」を解決するソリューション型ビジネスとは?
  • ソリューションとは「問題を解決すること」
  • タイヤメーカーの事例:「モノ」より「走行の安全」を提供
  • エアコンメーカーの事例:機器より「快適な空気環境」
  • アパレル店舗の事例:「服」ではなく「理想の着こなし」を提供
  • 「所有」から「利用」へ。ビジネスモデルの転換

顧客の「困りごと」を解決するソリューション型ビジネスとは?

ソリューションとは「問題を解決すること」

ソリューション型ビジネス
ソリューションとはビジネス上の不便や問題を「解決すること」の意味です。
自社製品に付帯する周辺サービスをあわせて提供することで、得意先が抱える問題点を解決するソリューション提供企業へのシフトチェンジが可能です。

どんなことを「解決」することで新しいビジネスの型へとシフトチェンジできたのでしょうか。

タイヤメーカーの事例:「モノ」より「走行の安全」を提供

某タイヤメーカーは、タイヤを販売するだけでなく、バス会社や運送会社向けに車両の足回りのメンテナンス業務をすべて行うサービス提供企業へとチェンジしました。

バス会社や運送会社はタイヤそのものが欲しいのではなく、安心安全でトラブルのない走行機能が欲しいのです。つまり顧客が一番欲しいのは「高品質なタイヤ」という単独の「もの」ではなく、「安心安全に荷物を運送できること」なのだ、という視点のシフトチェンジにより、新しいビジネスモデルを作ることに成功しました。

エアコンメーカーの事例:機器より「快適な空気環境」

某エアコンメーカーは、エアコンという機器の販売だけでなく、快適な空気環境の提供も行っています。酷暑の時期にエアコンが故障して修理に1週間かかります、となれば業務に支障が出ます。 よって、エアコンを売ると同時にさまざまな保守メニューを用意して、快適な環境を維持できるようにしています。消費者はエアコンという「もの」が欲しいのではなく、快適な空気環境が欲しいのです。

アパレル店舗の事例:「服」ではなく「理想の着こなし」を提供

某小売店は、アパレル店舗にて衣料品を販売していましたが、コーディネイト機能を充実させた試着用実店舗を出店しました。消費者が欲しいのは「衣料品」ではなく「かっこいい」「かわいい」着こなしです。
コーディネイトを実店舗で行い、気に入ったらその場でオンライン購入して自宅へ宅配されるシステムにすれば、少ない店舗数でビジネスが成り立ちます。

「所有」から「利用」へ。ビジネスモデルの転換

これらのチェンジは、総じて「もの」を「所有」することから、「利用」することへと、ビジネスモデルがシフトしていることの一例です。ちなみにこのチェンジにともない商品製品を売り切るビジネスモデルから、月額定額課金(サブスク)へのチェンジも行います。 顧客が満足して貴社も収益化を実現できます。貴社はどのような「お困りごと」を解決できますか?