材料の廃棄額を管理して、粗利改善を目指しましょう。(税理士コラム

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税理士コラム

材料の廃棄額を管理して、粗利改善を目指しましょう。

 材料の廃棄額をしっかりと管理できるようになると、無駄な原価が明らかになるので、原価率を下げるチャンスとなります。同時に無駄をなくそうと努力するので、加工の生産性が上がります。従業員一丸となって取り組まなければならない課題なので、会社全体の底力がついてくるのです。デメリットは何もない最高の経営改善策です。

 製造過程で廃棄したロス材料はどのように処理しておりますか?有料で廃棄している場合は、廃棄費用が帳簿に記録されます。これは請求書があるのでわかりやすいお話です。しかし、廃棄した材料そのものはどのように帳簿に記載しておりますか?多くの会社で、廃棄額は製造原価に含まれたままで決算を組んでいます。つまり廃棄した材料原価は、実際には製品に使われていないにもかかわらず、原価項目にふくまれているので、売上とひも付きで帳簿に記載されてしまうのです。これでは原価率が高くなってしまい、逆に粗利率は低くなってしまいます。

 廃棄した材料の金額を、帳簿では廃棄原価を製造原価に含めずに、販売管理費や営業外費用で処理することをお勧めします。こうすることで廃棄費用が原価から外れるので、原価率が下がります。裏からみると、粗利率が上がることになります。

 廃棄する材料を減らすためには、購入する材料の管理方法と購入後の材料の使い方にも改善が求められます。つまり入口から出口までのすべての工程に、いままでとは異なるアプローチが必要となるのです。これは加工のすべての工程にかかわる人材が一丸となって取り組む課題です。

 このように処理することのメリットは三つです。一つは廃棄にかかった金額がはっきりと数値化するため、廃棄減に向けた取り組みをやりやすいという点。もう一つは廃棄した材料購入額を金額で明確にして、帳簿では原価から外すので粗利率が上昇するという点です。第三に会社全体で取り組まなければ達成できない課題なので、取り組み方次第では、従業員の連帯感を生み出すことができ、組織力アップにつながります。

2020年12月25日 | カテゴリー:経営

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